スマートフォンが普及して5年以上が経過しました。
さまざまな機種が発売されているので、迷う方も多いと思います。かくいう私も最近1年は、iPhoneとAndroidの2台持ちです。
今さら聞きにくい、iPhoneとAndroidの違いについてお話します。
iPhone
いま日本で最も使用者が多いスマートフォンだと思います。
ちなみにiPhoneもスマホのひとつです。
Apple社が開発し、販売しています。今年で発売開始から10周年が経ちました。
筆者はiPadは発売当初から利用していたものの、iPhoneデビューは遅く、本格的に使用し始めたのはiPhone Xになってからです。1年半ほど利用してみて、やはりiPhoneは使いやすいと感じています。
特徴
デザインが格好いい、洗練されている
スムーズで直感的に直感できる操作性をもつ
iPad、Macbook、iMacなど、他のアップル製品との連携が非常にスムーズ
いいところ
使っている人が多いので、わからないことがあっても聞きやすい
発売から数年経過してもアップデートに対応している
画面が美しい、電池持ちも比較的良好
データの一括バックアップができて、機種変更が楽チン♪
Androidに比べて下取り価格が高い。
いまいちなところ
落下してしまったときに画面が割れやすい。
イヤホンジャックが廃止されている機種が多い。
修理が必要なときはアップルストアに出向く必要がある。
いいところも悪いところもありますが、これまでの使用感ではおおむね満足です。アップル全体の方針で、スマホでもパソコンでも可能な限り無線で接続するという流れがあります。
iPhoneにおいては、ホームボタンとイヤホンジャックの廃止が大きな流れだったのではないでしょうか。これらはAndroidから切り替えた自分でも不便に感じました。しかし、しばらく使用していくうちに、周辺機器をiPhoneに合わせるようになってきたのが不思議なところです。
今では、ノイズキャンセリングのBluetoohヘッドホンを購入したり、無線接続可能な据え置き型ディスプレイを導入したりして楽しんでいます。消費者にそのような行動を起こさせてしまうのも、Appleの魅力のひとつなのかもしれません。
Andorid
Google社が開発したスマートフォン用OSの名称で、これを採用しているスマートフォンを
Andoridスマホと呼んでいます。
Google社が自社開発しているPixelなどのスマホもありますが、大多数が他社が開発・販売しているものです。
国内では、Galaxy(Samsung)、Xperia(Sony Mobile)などが人気です。
特徴
さまざまなメーカーが開発しているので、種類が豊富
アプリの種類が多い
各キャリアのサービスに細かく対応しているものが多い
いいところ
自分にあった設定にカスタマイズしやすい
iPhoneに比べて本体価格が安いものが多い
小さいスマホから大きいスマホまで、用途にあった機種を自由に選択できる
いまいちなところ
長年使用すると、動作が遅くなりがち
かつてに比べるとかなり改善したが、電池持ちに不安を抱える
OSアップデートが遅い。数年前の機種では見送られることも多い。
どちらがおすすめ?
iPhoneが向いている人
・スマホ初心者や、とりあえず欲しいという方
・アップル製品をたくさん所有している方
・スマホのデザインにもこだわりたい方
・アップデートや機種変更もスムーズに行いたい方
・一つの端末を長期間にわたって使用したい方
iPhoneは直感的で使いやすいです。これは昔から変わりません。初心者でも違和感なく使いこなせるでしょう。
また、アップル製品同士の連携は本当に便利です。筆者もiPhone, iPad, Apple Wacth, Macbookを所有していますが、利用シーンに応じて最適な端末を使い分けられるのは魅力的です。
Androidと違ってOSアップデートが一斉に施行され、旧機種でも対応しているところもいいです。iOS 12はiPhone5Sまで対応しています。
iPhone5sは2013年秋のモデルなので、5年以上にわたり最新OSが使用できることとなります。また、最新OSが発表されたらすぐに自分の端末にインストールして、その恩恵を受けることができます。
Androidが向いている人
・IT機器やガジェットに詳しく、自分でカスタマイズしたい方
・Googleのサービスをとにかくよく使用する人
・2枚のSIMカードを同時に使いたい方(i Phone Xsからはdual SIM対応です。)
2018年秋からは、ついにGoogle Pixel3が日本の通信キャリアで取扱い開始となりました。日頃からGoogleサービスをよく使用している人も、Google純正のスマートフォンを利用できる機会が増えます。
私は長らくAndroidユーザーです。初めてのスマートフォンは、2011年12月に発売されたSH-01Dでした。当時はスマートフォンがようやく普及し始めたころで、ワンセグやおサイフケータイなどのガラケー機能がスマホでも使えるようになったころでした。
iPhoneは当時、ソフトバンクのみで発売されていたので、ガラケーからスマホに移行する際は結構迷いました。それでもAndroid端末にしたのは、
・当時の契約がdocomoで、それを継続させることを優先した。
・iPhoneにはガラケー機能がなく、普段使用するのにはまだ不便だと感じた。
ことが主な理由です。今になって振り返ると、よく使用するガラケー機能はおサイフケータイだけになりました。iPhone7からついにApple Payに対応して、おサイフケータイがAndroidでしか使えないという状態は解消されました。
また、この数年で、スマートフォンとその他のIoTデバイスとの連携が急速に進みました。その点からも、最近では特に国内でのシェアが高いiPhoneを利用する方が有利な場面が多くなってきた気がします。
決めきれない人
最近は2台持ちという人も増えています
思いきって、iPhoneとAndoridの2台持ちもいいかもしれません
冒頭にも書きましたが、は筆者もiPhoneとAndoridの2台持ちです
機種変更のたびにiPhoneからAndorid(AndoridからiPhone)に乗り換える場合
これまで両者の違いをたくさん述べましたが、
2,3年前からどちらも差がなくなりつつあります。なので、機種変更のたびに乗り換えてもいいのかもしれません。
ただし、いくつか注意点があります
1、自力での機種変更は、異なるOSをまたぐと少し面倒
この点は、Google Driveなどを利用して、データ共有を工夫することで乗り切れます。
2、LINEの引継ぎが不便
OSが異なると、LINEの引継ぎの際、トーク履歴を反映させることができません。
どうしても履歴を残したい場合、テキスト形式にするか、一部のトークでkeep機能を使用して保存する必要があります。
LINEはいまや生活に必須アイテムですので、この点が困るという人は多いのではないでしょうか。私もLINEのトーク履歴が消えてしまうのが嫌で、いまだにAndroid端末を使い続けているという現実があります。テキスト形式でのバックアップはできますが、やはりそのままがいいと思い、若干の不便も感じながら今の体制を維持しています。なお、AndroidにはSIMカードが入っていないので、維持費はかかりません。
もちろん、機種変更のたびに人間関係を整理するという点では悪くないかもしれませんが。。。
さいごに
両者のおすすめポイントを述べてみました。
スマホの世界は日進月歩です。
皆さんにとって、お気に入りの1台が見つかることを祈っています。