ANAマイル修行の全容を公開!国内線だけでも達成できる?

これまでにも何回かマイル修行についてお話ししてきました。

今回は、実際に私がANA便で行ったマイル修行についてお伝えしたいと思います。

マイル修行をしようと思ったきっかけ

数年前にマイル修行という存在を知りました。当時はまだそこまで飛行機に乗ることもなかったため、そんなものもあるのかというくらいで見過ごしていました。

ただそのうち、仕事で出張する機会が多くなり飛行機に搭乗する回数も増えてきました。その時に以前聞いていたマイル修行を思い出し、いつか自分もやってみようと思うようになりました。そして2018年から特に増加することがわかってきたたため、この機会にやってみようと思いました。

準備はいつから?

2018年度(2018年1月〜12月)で挑戦することを決めたのは、2017年の8月ごろでした。

ただ、その頃は予定が未定の部分が多く、フライトスケジュールは全く立てられませんでした。

ただ、やると決めた以上、どうにか達成できないものかと色々考え、以下のような流れでやってみることにしました。

① 2018年1月に開始する。

② チケットは予定が判明次第すぐ確保する。

③ 購入原資として現金15万円を用意し、残りはポイントサイト経由で調達したマイルでスカイコインを獲得する。

④金券ショップでANAの株主優待券を購入する。

⑤ 国内線を中心にフライトスケジュールを組む。

それぞれの理由を以下に記します。

① 2018年1月に開始する。

マイル修行は1年間(各年の1月〜12月)で完結させなければなりません。終了期限が決まっている以上、時間はあるに越したことはありません。また、1月は1年を通じても航空券の価格が安い時期です。以上の理由で1月にスタートし、1月中にできるだけ多くのフライトを重ねることにしました。

② チケットは予定が判明次第すぐ確保する。

チケットは出来るだけ早割(旅割もしくはプレミアム旅割)を使用する方針としました。またPP単価は10円未満を目標としました。特に、プレミアム旅割28は週末便でなくても埋まってしまうことが多いです。PP単価に優れるプレミアム旅割28をいかに獲得するかにこだわりました。

③ 購入原資として現金15万円を用意し、残りはポイントサイト経由で調達したマイルでスカイコインを獲得する。

ある程度の現金出費を覚悟しましたが、全てを現金で賄おうとすると30万円以上の出費が予想されました。ちなみにルートにもよりますが、一般的にマイル修行は50万円程度かかるとも言われています。私は出張で飛行機に乗れる機会もある程度あったので、その分出費は少なくなります。それでもやや大きな出費です。どうしようか悩んでいたところ、ANAチケットを購入するのに使用できるスカイコインというポイントのようなものを掻き集めて、ほぼ無料でマイル修行を達成しているツワモノがいることもわかりました。できれば手出しなしで終えたかったですが、それは難しかったため、折衷案として上記のようにしてみました。

④金券ショップでANAの株主優待券を購入する。

これはPPを多く獲得できるプレミアムクラスのチケットを少しでも安く手に入れるために利用しました。いわゆるプレミアム株主優待割引です。プレミアム旅割28ほどではありませんが、それに次ぐ価格でチケットを入手することができます。

⑤ 国内線を中心にフライトスケジュールを組む。

国内線をマイル修行の中心にするとPP単価は下がりますが、出張のついでに少しづつPPを稼げるというメリットがあります。完全な休日がほとんどないため、マイル修行のためにPP単価の良い海外便を取得することが困難でした。そのためある程度の出費を覚悟して国内線中心としました。ちなみに後に出てくる海外フライトは全て出張分です。

実際の経路と費用

実際の経路と履歴を公開します。

日付 チケット種別 出発 到着 マイル PP
2018/1/19 プレミアム28 羽田 那覇 1537 2860
2018/1/19 プレミアム株主 那覇 福岡 838 1742
2018/1/21 プレミアム株主 福岡 羽田 885 1817
2017/1/28 特割1 羽田 伊丹 262 820
2018/1/29 プレミアム株主 伊丹 那覇 1153 2247
2018/1/29 プレミアム28 那覇 羽田 1537 2860
2018/3/2 旅割28 成田 那覇 922 1476
2018/3/3 プレミアム28 那覇 羽田 1537 2860
2018/3/3 旅割21 羽田 那覇 922 1476
2018/3/3 旅割21 那覇 福岡 502 805
2018/3/4 プレミアム株主 福岡 那覇 838 1742
2018/3/5 旅割21 那覇 羽田 922 1476
2018/3/5 特割1 羽田 伊丹 262 820
2018/3/5 特割1 伊丹 羽田 262 820
2018/3/10 プレミアム28 羽田 那覇 1537 2860
2018/3/10 プレミアム28 那覇 福岡 838 1742
2018/3/11 旅割28 福岡 那覇 838 805
2018/3/11 旅割28 那覇 成田 885 1476
2018/3/17 旅割55 羽田 福岡 531 850
2018/3/18 旅割45 福岡 羽田 531 850
2018/3/29 旅割28 羽田 福岡 531 850
2018/3/31 旅割28 福岡 羽田 531 850
2018/4/21 旅割75 北九州 羽田 580 801
2018/4/22 旅割75 羽田 北九州 580 801
2018/4/28 Q 福岡 東京 616 850
2018/4/28 Q 東京 フランクフルト 6016 4149
2018/5/6 Q フランクフルト ダブリン 680 680
2018/5/6 V デュッセルドルフ 東京 4319 2979
2018/5/6 V 東京 福岡 353 567
2018/6/9 旅割75 福岡 成田 616 850
2018/6/10 プレミアム28 成田 千歳 923 1675
2018/6/10 プレミアム28 千歳 福岡 1598 2605

以上が全体像です。

フライト回数 32回(国内線 28回 国際線 4回)

総費用 42万円(出張分除く)→16万円(スカイコイン分を引いたあと)

獲得PP 50061

獲得マイル 34882

何とか予算内に収めることができました。少し高くついたのは、3月ごろにフライト計画を見直し、終了時期を早めたためです。当初は2018年一杯での解脱を目指しいましたが、練り直したら6月で達成できることがわかりました。

国内線のみでのSFC達成は・・・

国内線での悩みの種はPP単価が高い路線が多いことです。羽田ー伊丹、羽田ー福岡などの主要路線はPP単価で10円を下回ることはなかなかありません。その点だけ善処できれば多少回数はフライト回数は多くなりますが、現実的に達成可能だと思います。

マイル修行を行った感想

・良かったこと

何よりも達成感です。正直なところマイル修行はコスパがそこまでいいわけではありません。フライトスケジュールによってはかなりの時間を浪費するかもしれません。それでも挑戦するのは取得難易度の高さと、取得後の優待を期待するからです。クレジットカードも少しカッコよくなります笑

・面倒だったこと

フライト計画を立てるのは何より面倒でした。何回も修正をかけ、一番時間を費やしました。マイル修行のフライト計画に正解はありません。個人にとって最適な便の組み方は、その人にしかわかりません。一部フライトは宿泊を要するものもあったので、宿泊先確保にも苦労しました。早起きも少し辛かったですね。。

修行後に感じているメリット・デメリット

実際に上級会員となってから感じているメリットとデメリットを紹介します。

・メリット

保安検査場の優先レーンが使える。

現時点では一番恩恵を受けているかもしれません。国内出張が多いため、空港への到着がギリギリになることも少なくありません。その時に素早く保安検査場を通過できるのは非常にたすかります。

ラウンジが必ず使える。

ANA便に乗りさえすれば、コードシェア便であってもラウンジが使えます。海外ではスターアライアンス加盟の航空会社の便であれば国内線と同様にラウンジが使えます。出発前の時間、飲み物が飲み放題で電源が自由に使えるのはかなりありがたいです。搭乗直前まで仕事がはかどります!

優先搭乗

そこまで優先搭乗を利用することはありませんが、優先的に乗せてもらった時は手荷物カウンターに余裕がある状態で搭乗できるので、手荷物の収納が楽です。出発直前に搭乗した時は、自分の座席近くに手荷物の収納スペースがないことも結構あるので、ささやかながらありがたいサービスです。

これ以外にも様々なメリットがありますが、国際線利用がそこまで多くないので全てのメリットを享受しきれていないのが実情です。

・デメリット

これといってデメリットはありませんが、前述のように国内線メインの利用者は国際線のヘビーユーザーと比較して恩恵を十分に受けられない可能性があります。フライト時間も短いですし、国内線登場のために2時間以上空港に滞在することもあまりないと思います。この辺りがマイル修行のコスパを左右すると思います。厳しい言い方をすれば、せっかくのSFCも宝の持ち腐れになってしまうかもしれません。個人的にはSFCの真価は国際線を利用して初めて発揮されるものだと思います。これからマイル修行を始める方は参考にしてください。

まとめ

マイル修行は趣味の一環として捉えれば、非常に楽しいものでした。ここまで飛行機にひたすら乗ることもなかなかないのでいい経験になりました。

ただ、とにかくコスパ重視という方にはあまりオススメできないと感じました。ゴールドカードクラスのクレジットカード付帯サービスでカバーできる部分も結構あるからです。またSFCは年々増加傾向です。サービス改悪の可能性は十分に考えられます。

それを割り引いても余りあるメリットを感じられる方にはSFC修行をぜひおすすめしたいと思います。たった1年間の頑張りです。いつでも始められます。

まずは対応のクレジットカードを申し込んでみてはいかがでしょうか。